【漫画感想】「アリスと蔵六」 8巻

アリスと蔵六 8 (リュウコミックス)

老人の名前は“蔵六”。「曲がった事が大嫌い」な頑固じいさん。少女の名前は“紗名”。“アリスの夢”と呼ばれる不思議な能力の持ち主。“研究所”から逃げ出して、初めて“外の世界”を知る。紗名の不思議な能力など関係なく「悪いことは悪い」と説教してくる蔵六との出会いが、紗名の運命を、そしてこの世界の運命をも大きく変えていくことになる――。8巻では…新キャラクター【ノエミ】が登場。物語は【蔵六の過去】へと迫っていく……。

Amazon内容紹介より

アニメも絶好調のようですね。ちなみに自分は残念ながら放送開始と同時期に放送されていない地方へ移動してしまい、更にはインターネット環境も未だに整っていないので、まったく観れていません。インターネット開通後にでも、どこかしらで観ることが出来るチャンネルがあると良いのですが…。結局、アニメはどの辺りまで進むのでしょうかね。その辺りも後日の楽しみにしたいと思います。

さて「アリスと蔵六」の8巻です。蔵六さん、ただのじーさんではないと思っていましたが、随分と若い*1頃から修羅場をくぐっていたようです。むしろ、このような修羅場をくぐり抜けていないと、あんな感じのカッコ良いじーさんになることは出来ないのかも知れない…という軽い絶望すら感じます。そして、その修羅場をくぐり抜けてきた蔵六さんですら、苦悩してしまう紗名ちゃんを巡る事実…理解することが出来ないことをどうやって消化していくのか、9巻以降で蔵六さんが紡ぐ言葉が気になります。

それにしても、冒頭カラーシーンで未来の紗名ちゃんと思われる女性が訪れている2つのお墓は誰のお墓なのでしょうか…。悲しいですけれども1つはきっと蔵六さんだろうな、という予想はするのですが、もう1つは…?1つが蔵六さんだとして、そのお墓と並んでいるということは…。さすがに早苗ちゃんという耐えられそうにない展開はないでしょうから、きっと紗名ちゃん自身のお墓なのだろうな、という気はするのですが、どうでしょうか。前々から感じていることではありますけれども「アリスと蔵六」は可愛い雰囲気があってほのぼのしていますけれども、その実かなり厳しい問題を掘り下げて来ますよね。うっかりするとヤラれてしまいそうになります。

ところで8巻になって7巻では曖昧だったワンダーランドでの状況が少しずつ明らかになってきました。紗名ちゃん自身に関しては予想通りではありましたが、その経緯は紗名ちゃんの力ではなく、ワンダーランドによるもののようです。また紗名ちゃん以外の生き返った人々も同様だった模様。そして7巻の時点では復活、ということで単純に喜んでしまいましたが、それほど事態は単純ではなさそうです。描写があった訳ではありませんでしたが、状況は結構エグいことになっています。その点、7巻表紙でいなくなってしまいそうな雰囲気を醸し出していた一条さんは足に怪我をしている、とのことでしたから、単純に怪我をしただけで済んだようですね。好きなキャラクターだったので嬉しいです。また活躍してくれると良いのですが。一条さんの代役の宇佐見さんは紗名ちゃんが言う通り、何だか怖いですしね。

また表紙裏には「メイドインアビス」の「つくしあきひと」氏によるおまけ漫画が載っています。こちらはこちらでメイドインアビスの雰囲気まんまな感じの可愛い絵柄で攻めてますね。羽鳥ちゃんのシュゴッには大いに笑いました。「今井哲也」氏と「つくしあきひと」氏のtwitterアカウントを見ていても思いますが、好きな漫画家さん同士が時々でも仲良く会話していたりすると、何だか見ているだけで嬉しくなってしまいますね。

そんな訳で「アリスと蔵六」の8巻は「ノエミ」ちゃんという今後のキーパーソンになりそうな予感のする新キャラクターも登場したり、蔵六さんの過去編が少しずつ進んだりと、9巻がとても待ち遠しい内容でした。9巻は今冬発売予定とのことですから7巻と同様に半年後の11月発売でしょうかね。今から楽しみです。

*1:小さい?

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