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【漫画感想】「宇宙人ムームー」 1巻

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宇宙人ムームー 1巻 / 宮下裕樹
宇宙人ムームー 1巻 / 宮下裕樹

自らの種族が失ったテクノロジーを取り戻すために太陽系第3惑星にやってきた異星人ムームー。平凡な大学生の日常は彼がやってきたことにより崩壊!!1匹の猫が地球を揺るがす!?宮下裕樹がお届けするスーパースペクタクル×家電あれこれ×コメディ!

Amazon 内容紹介より

パッと見で『正義警官モンジュ』味がある漫画だと思いました。タイトルの「ムームー」という名前ですでに期待してしまっていましたね。自分は作者『宮下裕樹』氏の『正義警官モンジュ』が好きすぎるのでとても嬉しかったです。もちろん『リュウマのガゴウ』も『東京カラス』も好きですけれども、輪をかけて『正義警官モンジュ』が好きなんですよ。ギャグテイスト強めな日常系、とでもいう感じでしょうか。「宇宙人」のいる生活が「日常」なのか、というと絶対に違いますが。

さて、ムームーは表紙[1]と一部では可愛らしい猫ちゃんなのですが、なかなかの頻度でモンスター化します。ムームーに限らずではありますが、わりとモンスター化する顔は『リュウマのガゴウ』っぽくて結構好きです。モンスター化した顔は決して可愛いとは言えないですけど。ちなみに主人公の『梅屋敷 桜子』ちゃんと『鶴見 アキヒロ』君は顔面モンスター化していません。いつかするのでしょうか。それはそれで見てみたいですね。モンスター化した[2]ような描写は読む人によって好き好きが分かれそうな気がしますが、自分としては『宮下裕樹』氏の漫画を読んでいるなあ、という気がして好きです。

またドタバタ劇だけでなく色恋沙汰もちょっと見え隠れしているのも良いですね。『桜子』ちゃんもですけれども、人類再生研究会[3]家電研究会の会長である『天空橋 渡』君の1巻での恋愛未満な雰囲気もまたよきかな。今後それほどは登場人物が拡大していく、という種類のお話ではないように思いますが、人間[4]含む宇宙人模様の行き先も気になるところですね。

ところで修理系の話は特にドライヤーなどの電圧の高い物に関してはかなり恐いなあ、と思ってしまいます。序盤から電子レンジも含め身の回りの生活家電が登場していて、修理やら改造やら施していますが、特に電圧の高いドライヤーなどに関しては事故の可能性もあるので取り扱いは慎重に…と思ってしまいます。とは言え、そういった身の回りの家電について基本的な知識からサッと説明もしてくれているので、読んでいて結構ためになるのも事実。またお話の間に挟まれている家電コラム的なコーナーも読み応えあって好きです。

そんな訳で個人的に『正義警官モンジュ』味があって期待大な『宇宙人ムームー』ですが、2巻以降も期待大な1巻となっていました。ドタバタ劇や単純に家電好きの方が読んでも楽しめるかと思います。オススメです。

References

References
1 と一部
2 ような
3 家電研究会
4 含む宇宙人

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