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活字本

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五月の雪 / クセニヤ メルニク 活字本

【読書感想】「五月の雪」【新潮クレスト・ブックス】

五月の雪 / クセニヤ・メルニク 著, 小川 高義 訳 目を細めると、今も白い雪山が見える――。米国注目のロシア系移民作家が描く、切なくも美しい9篇の物語。同じ飛行機に乗りあわせたサッカー選手からのデートの誘い。幼少期の親友からの二十年ぶり...
憂鬱な10か月 / イアン・マキューアン 活字本

【読書感想】「憂鬱な10か月」【新潮クレスト・ブックス】

憂鬱な10か月 / イアン・マキューアン 著, 村松 潔 訳 わたしは逆さまになって、ある女のなかにいる――。胎児が語る人間たちの世界。誕生の日を待ちながら、母親のお腹のなかにいる「わたし」。その耳に届く、愛の囁き、ラジオの音、そして犯罪の...
【読書感想】ペンギンの憂鬱 / アンドレイ・クルコフ 著 活字本

【読書感想】「ペンギンの憂鬱」【新潮クレスト・ブックス】

ペンギンの憂鬱 / アンドレイ・クルコフ 著 沼野恭子 訳 恋人に去られた孤独なヴィクトルは、憂鬱症のペンギンと暮らす売れない小説家。生活のために新聞の死亡記事を書く仕事を始めたが、そのうちまだ生きている大物政治家や財界人や軍人たちの「追悼...
【読書感想】屋根裏の仏さま 活字本

【読書感想】「屋根裏の仏さま」【新潮クレスト・ブックス】

屋根裏の仏さま / ジュリー・オオツカ 著 岩本正恵、小竹由美子 訳 20世紀初頭、写真だけを頼りに、アメリカに嫁いでいった娘たち――。その静かな声を甦らせる中篇小説。百年前、「写真花嫁」として渡米した娘たちは、何を夢みていたのか。厳しい労...
トラクターの世界史 活字本

【読書感想】「トラクターの世界史」

トラクターの世界史 / 藤原 辰史 1892年にアメリカで発明されたトラクターは、直接土を耕す苦役から人類を解放し、穀物の大量生産を可能にした。文明のシンボルともなったトラクターは、アメリカでは量産によって、ソ連・ナチ・ドイツ、中国では国策...
紙幣の博物誌 活字本

【読書感想】「紙幣の博物誌」

紙幣の博物誌 / 冨田 昌宏 素材価値のない紙幣が通貨として安定して流通するためには、強大な権力、絶大な信用、それを支える確固とした法制がなければならず、戦乱のない平和な社会であることが必要とされてきた。そして紙幣の歴史は宗教、言語を含む民...
ヤノマミ 活字本

【読書感想】「ヤノマミ」

150日間、僕たちは深い森の中で、ひたすら耳を澄ました――。広大なアマゾンで、今なお原初の暮らしを営むヤノマミ族。目が眩むほどの蝶が群れ、毒蛇が潜み、夜は漆黒の闇に包まれる森で、ともに暮らした著者が見たものは……。出産直後、母親たったひとり...
レモンケーキの独特なさびしさ 活字本

【読書感想】「レモンケーキの独特なさびしさ」

レモンケーキの独特なさびしさ / エイミー・ベンダー, 管 啓次郎 「種明かしをするわけにはいかないので、ここではただ、この本を書いているあいだ、感じやすい(sensitiveである)とはどういうことかについてたくさん考えていた、とだけいっ...
ドキュメント 女子割礼 活字本

【読書感想】「ドキュメント 女子割礼」

ドキュメント 女子割礼 / 内海 夏子 女子割礼/女子性器切除という風習がある。アフリカ大陸を中心に、成人に達したあかしとして女性外性器の一部またはほとんどを切除したり縫合するものだ。この風習が根づいている国々ではじつに90%以上の女性が割...
通貨の日本史 活字本

【読書感想】「通貨の日本史」

通貨の日本史 / 高木 久史 中国からの輸入銭に頼った中世、石見銀山の「シルバーラッシュ」が世界経済を動かした戦国時代、デフレ対策に奔走した江戸の改革者たち、植民地の通貨政策……七世紀に無文銀銭が登場してから現在に至るまで、通貨をめぐる歴史...
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