ちおちゃんと真奈菜の友情危機勃発! ふたりの通学はおわりなのか!?ちおちゃんと真奈菜に友情の危機が発生したり、桃先輩の恋路が大変だったり、血塗蝶さんが実体化したり、安藤兄妹が襲来したり。ちおちゃんの通学路は今日も事件だらけ!!
Amazon内容紹介より
5巻時点で、6巻以降に若干の不安を感じていた「ちおちゃんの通学路」です。1巻から4巻まではかなり面白かったので5巻での不安を吹き飛ばしてくれることを祈りつつ待った6巻ではありました。6巻を読んでみて感じたのは、やはり不安感でした。5巻からの蓄積分で少しずつ不安が大きくなっていますね。
さて「ちおちゃんの通学路」の6巻です。5巻の感想で登場を望んでいた細川さんが見事登場を果たしてくれました…が、しかし、自分が望んでいたのはこういう細川さんではなかったのですよ。これではせっかくの細川さんが台無しです。台無しすぎますよ…。キャラクターに対する意外性、みたいなものを狙ってのことだったのかもしれませんけれども、この細川さんが望まれているとは思えません。下ネタも本当に「たまに」であれば面白く感じますけれども、5,6巻で続いていますしね。細川さんは下ネタに絡ませるべきキャラクターではなかったと思います。その辺りはカバディ部の久志取先輩に任せておけば良かったと思います。下ネタの頻度自体もですけれども、この細川さんの扱いは本当に残念でなりません。
ただ下ネタ回にしても面白くない訳ではなく、下ネタの使われ方に問題があるのでは、ということだけなので、下のコマに笑ったりもしました。こういうの好きです。
やはり基本的にはちおちゃんと真奈菜ちゃんの2人のゲスい絡みが面白い漫画だと思いますので、今の段階では思い切って2人だけで暴れ回ってくれるのもアリなのでは…とか思ってしまいました[1]5巻感想にも書いた通り、キャラクターが増えないとどうしても新鮮さはなくなってしまいますけれども…。他のキャラクターが出てきて、2人の時とあまり変わらないことが起こるのであれば、ちおちゃんと真奈菜ちゃんの組み合わせが一番しっくりくるかな、と。完全に勘違いではありましたけれども、真奈菜ちゃんが好きな人と仲良くなれなかった原因を作ったちおちゃんに対して、下のコマのセリフを言えるくらいに仲良しですしね。
ところで5巻の感想にも書いた通り、画に関してはそもそも期待値が高くないので[2]失礼な話ではありますけれども…、6巻ではあまり気にせず読むことができました。それにしても全身絵は苦手すぎでは…と思ってしまいますけれどもね。すべての画ではなくて、突然崩れることがしばしば起こるので違和感を感じやすいような気がします。それなら全部を崩せば、とは決して思いませんが。
そんな訳で「ちおちゃんの通学路」6巻は5巻に引き続き、不安感を感じさせられることとなりました。ただし自分は7巻までは買おうと思っています。面白さがまったくなくなってしまった訳ではありませんから、7巻での原点回帰を期待して待とうと思います。
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