
地下空洞の崩落により迷宮への通路が寸断され活況が失われたダン高に春が来た! 希望と野望を抱いた新入生を迎えて新章開幕!
Amazon内容紹介より
まさかの新章突入です。そして、すでに10巻が(相当前に)発売されてしまいました。未読ですが、買ってあります。この感想文を書いたら読みます。漫画感想文、あの漫画もこの漫画も新刊に追い付くのはなかなか難しそうではありますが、1冊ずつ何とか食らい付いていきたいところ。子育てにもう少し慣れてくれば何とかなる、かな…?
さて「放課後!ダンジョン高校」9巻です。8巻が終わる時には「なんで完結しないのー!?」と衝撃を受ける展開でしたが、9巻になってみたら「あれ…?なんだか新鮮で面白い、かも…?」みたいな感じになっています。いい方向に期待を裏切られている印象です。なかなか難しいところではありますが、この「放課後!ダンジョン高校」は1つ1つの要素はもっと面白くなっても良いはずなのになー、と思わされるのですよね。不思議です。
新ヒロインの最上トキさんは1人で発揮されるような独特な魅力を備えている訳ではなさそうです。今のところ新章ということもあり、一般人感覚らしいところがお話に合っていると思いますが、今後どうやって成長・変化していくのか気になるところです。ダンジョン自体の謎を解き明かしていく気があるのかどうかの方が気になるところではありますが…。
個人的に結構好きな朝生田先輩は端役になってしまった感じがします。もっと活躍してくれるのかと思っていたので残念ですね。美人さんで華もあるのに、みんなから面倒臭く扱われているようなキャラクターが作り出すドタバタ感のあるお話が好きなので、期待していたのですがね。まあ、まだこれから活躍してくれる可能性もあるかとは思いますので、それに期待しましょう。
ところで太田さんはこの漫画のキャラクターの中では能力的にも相当優秀なはずですが、この巻の冒頭のエピソードで日給1万円であんなことを引き受けるだなんて…。もう初期の設定とか忘れてしまっていますが、お金のない人なのでしたっけ?それにしてもあんまりな安売りですけれども。もう少し自分を大事にして欲しいものです。まあ、大事にしていたら他の高校に行きそうですけれども。
そんな訳で「放課後!ダンジョン高校」9巻は何だか前巻までを完全にリセットしてしまった感じで新鮮でした。もしかしたら、個人的にはこういう感じの日常回を読みたかった漫画なのかもしれません。何はともあれ、区切りの10巻も俄然楽しみになってきました。
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