Deadlight – Steam / 購入時296円
ほとんどFootball Manager 2016ばかりプレイする日々でしたが、飽きると嫌なので時々口直し的にプレイしていました。Deadlightです。Steamだとリリース日が2012年の10月になっているので、もう4年も前のゲームなのですね。みんな大好き対ゾンビモノのサバイバル2Dパズルアクションゲームです。最近、自分がジャンル的にはパズルアクションゲームを結構好きなんだな、と気付きました。約5時間のプレイで実績74%です。100%は無理そうなので、ここで諦めました。
全編英語ですが、字幕も付いているので問題ありません。ストーリーを追わないのであれば、日本語も読む必要はないですね。途中でストーリーがだいたいわかってしまったので、私も途中からほとんど読んでいません。プレイ中に挿入される劇画調ムービーシーンでは音声が途切れたり、字幕も止まってしまうということが頻発したので、しっかりとストーリーを楽しもうと思ったらきっとかなりのストレスがあったことでしょう。上のスクリーンションットのような台詞回しが結構好きなので、これが楽しめないのは残念なところでした。
スクリーンショットを見ていただければわかるかと思いますが、グラフィックはなかなかでしたし、雰囲気はとても良かったです。2Dですが、奥行きがあって擬似3Dみたいな印象を受けました。ゲームとしてはその表現によってステージを見えにくくする、という弊害もありましたけれどもね。ゲームのパズル自体の難易度は高くありません。パズルがある位置は補助アイコンが出て教えてくれるので悩むことはほとんどありませんでした。アクションに関しては初見殺しの連発でしたね。基本的には、主人公がスーパーおっさん[1]あまり観たことがないですけれども、アスレチック系のTV番組であれば、確実に優勝でしょうなのですが、そんなスーパーおっさんでも知らなければ回避不可能な出来事がたくさんあります。シアトル[2]舞台はシアトルのようですは一般人には生き残ることが出来ない街になってしまいました…。
そんなスーパーおっさんな主人公ですが、ヒザ下の水深以上だと溺れるという特技も持っており、なかなか恥ずかしいです。トラウマ的に泳げない、というエピソードでも挟んでくるのかと思えばそういう訳でもなく、単に泳げないだけでした。ご都合主義的な設定は仕方がないと思いますけれども、もう少し脚本の方で何とかならなかったものですかね。パズルアクションゲームとしては、ボリューム不足の感はあったものの、それ程印象は悪くなかったのですが、脚本・ストーリーが2流どころか3.5流くらいでしょうか。かなり萎えます。ストーリー的にはゲーム以外にも似た創作物が山のようにある訳ですから、そこからもう少し上手に引っ張ってくれば良かったのに、と思わざるを得ません。上手な脚本家が付いていれば、印象も全然違ったモノになった気がします。
Deadlightは雰囲気は十分に楽しむことが出来る、残念脚本な惜しいゲームでした。セール時に300円以下であれば、トレーディングカード対応ということもあり、気楽にパズルアクションゲームを楽しみたい方はもしかしたら満足出来るかもしれません。ボリュームが少ないので、ライトゲーマー以上には物足りないでしょう。定価1480円では残念ながら、誰にもオススメ出来ません。
【以下公式トレーラー】
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