Cosmochoria – Steam / 購入時490円[1]通常は980円
Cosmochoriaです。一通りプレイしました。実質プレイ時間は約25時間です。実績解除はまだ残っていますが、ゲーム自体はクリアしていますね。思った以上に時間がかかったのは、プレイ中盤で何も考えずにアーティファクト[2] … Continue readingを追加していった結果、超マゾゲーにしていることに自分でまったく気付かずに死にまくる、ということを数時間繰り返したからですね。あの時点で心折られないで本当に良かったです…。
一番下に貼ってあるトレーラーを観ると、とてもポップでキュートな世界観で気楽なゲームなんだろうな、と普通は想像する訳ですが、実際は結構難易度の高いゲームだと思います。基本的には死ぬことを繰り返して地道にキャラ強化をしていくタイプのゲームと言えるでしょう。雑魚キャラも含め、敵はかなり本気で殺しにかかってきますよ。宇宙に独りぼっち感を大いに感じられます。プレイ内容は本当にシンプルで、日本語化はされていませんが操作などに困ることはないと思います。Steamには「部分的コントローラーサポート」と書いてありますが、これはマウス＋キーボードプレイが推奨でしょう。コントローラーでのプレイは相当難しいと思います。
ゲーム内容は、敵の猛攻をかいくぐりながら惑星に旗を立てて領土宣言した後に、緑化を進めていき一定の緑化が成功したところで惑星からの贈り物が贈られるので、それを獲得してから[3]別に贈り物を無視しても良いのですが…宇宙空間に飛び出して漂い、次の惑星を見付けて同じことを繰り返していく、というものです。上で日本語化はされていないけれども操作には困らない、というようなことを書きましたが、ゲーム中にちょいちょい挟み込まれるキャラクターたちのセリフは難解な英単語が使われている訳ではないものの、正直ナンノコッチャでほとんどわからないものばかりでした。Peanuts的な少し哲学チックな内容なのでしょうかね。個人的にはその辺りも含めて楽しめたのですが、好みの差があるところかもしれません。ちなみに緑化に使う種を蒔くと、数種の植物が育っていくのですが、その中には自キャラクターを攻撃してくる物もいます。下の写真はそんな植物が3回も連続して育ってしまって軽く絶望している図です。
繰り返すように難易度は決して低くありませんが、キャラクターのキュートさは間違いなくかなりのものだと思います。自キャラクターが種を蒔いて育てている？アクションは、ファーストプレイの時には声をあげてしまうほどの可愛さでした。目玉だけの敵キャラクターなど、キュートさの方向が少し日本人とは違うのだろうなあ、とか思うものの、下の写真のような中ボスキャラクター[4]だったと思います…。なぜか一度しか遭遇していない気がするのですよね…が出てきた時には、まずはスクリーンショットを撮ってしまいました。確か、その後には問答無用で攻撃したと記憶していますけれども…。
繰り返してプレイし続けていると、武器強化やキャラクター性能強化などを出来るようになりますし、中ボスを倒すごとにその時点でのマップのようなものを手に入れられるので、ゲームオーバーを繰り返して少しずつゲームクリアへにじり寄っていくことが出来ます。キャラクターを最強状態にまで強化出来れば、かなり無双モードに入るので特に困ることはないのですが、下の写真のように中ボスが同時に現れた時にはさすがに厳しかったです。「宇宙が、私を、殺しにくる…」みたいな感じで宇宙意志を感じずにはいられませんでしたね。このキャプチャーを撮った後、無双モードに慣れてしまっていて雑なプレイが多かったため、アッサリとゲームオーバーになりました。
そんな訳でCosmochoria、かなりオススメです。実績をすべて解除した後も繰り返しプレイ出来るか、と言ったら難しいですが、それでもそれまでにはかなりの回数を繰り返しプレイ出来るのでセール時の価格であれば、間違いなく“買い”だと思います。私はヌルいプレーヤーなので手も足も出ませんでしたが、アーティファクトを組み合わせて難易度を上げればマゾゲーマーの方々にも楽しめるのではないでしょうかね。トレーラーを見て、カワイイなと思った方にはポップでキュートで残酷な宇宙を流浪しながら惑星を緑化する楽しみをぜひ味わって欲しいです。
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