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【漫画感想】「放課後!ダンジョン高校」 8巻

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【漫画感想】「放課後!ダンジョン高校」 8巻
放課後!ダンジョン高校 8巻 / 山西 正則

四国沖の太平洋に浮かぶ孤島・ゲンゴロウ島にある弾正高校…そこは、校内で古代遺跡が発掘され、未知の財宝が眠り、凶暴な巨大生物が闊歩する魔窟で、教師達は学生を鉄砲玉としてお宝捜しに送り込むとんでもないトコロだった! 動力源の「太陽ジュエル」を失い、遂に崩壊を始めた超古代文明遺跡! 宝玉奪還を計るも強奪犯・阿螺井の反撃により血の海に斃れるシオ!! 追い詰められたヨウイチが難局を打開する為に下した重大な決断とは? 「地下大空洞篇」疾風怒濤にして驚愕のクライマックス! 以下続刊!!(ロールプレイング・ゲーム)

Amazon内容紹介より

8巻に入って急激にクライマックス感が高まってきて「お、わりとアッサリと終わるのかな」と思わせておいてラストでのシオちゃんの衝撃告白から最後のコマの更なる衝撃。えぇー!と読み終わってひっくり返ってしまいました。この漫画って「○○篇」とかあるシステムなのですね…。色々な形で衝撃の8巻でした。

さて「放課後!ダンジョン高校」の8巻です。表紙画が出た時に宇佐見君が人間やめちゃった阿螺井君と似たビジュアルに変身してしまっていたので、も、もしや…と思っていたのですが、予想通りでした。お前ら、簡単に人間やめすぎだろう…と。シオちゃんはシオちゃんで人間やめちゃった2人がバトルを展開している時にいくら宇佐見君の形勢不利な状態でも「もう人間の身体じゃない… いや そんなことより…」とか人間やめちゃったことを簡単に捉えすぎです。

そして人間をやめてしまった宇佐見君とシオちゃんを結び付ける理由としてのシオちゃんの衝撃告白ですけれども…。まあ、なくはないと思うのですよ。そういう形もアリだとは思うのですが、そもそも宇佐見君とシオちゃんの惹かれ合う理由がイマイチよくわからないのですよね。いや、宇佐見君とシオちゃんはこの漫画に登場する唯一と言って良いくらいのまともな常識人同士ではあると思いますけれども。何となく好きになる、は別に良いにしても、朝生田先輩との間にもあった微妙な感じはどう消化したのか、という部分は気になりました。わりと朝生田先輩は好きだったので。その朝生田先輩は地上に戻った後の元気そうな姿を見せてくれていたので嬉しかったですけれどもね。

ところで衝撃告白のシオちゃんですけれども、本人も含め誰もその衝撃の事実を知らない状態で阿螺井君の一撃をみぞおち辺りに喰らってしまっているのですが、いくら下腹部ではなかったとは言え、かなり心配になります。まあ、大丈夫であったからこその衝撃告白だったのだと思いますけれども、実はこれがフリで宇佐見君のではなくて、オーパーツの何かしらが宿っていたとかだったら恐怖すぎるので何事もなく順調であれば良いな、と思いますね。本当に。

それにしてもこのタイミングで新キャラ登場で新章突入とは驚きを隠せません。最上トキさん、スコップ担いでの登場ですけれども、掘るつもりでしょうかね。スコップが武器という可能性もありますけれども、きっと掘るつもりなのでしょうね。この展開は本当に衝撃でしたので、この先も見届けなければならない、と不思議な義務感が湧き出しています。

そんな訳で「放課後!ダンジョン高校」8巻は急ではあったものの、普通のクライマックスの後、最後の最後に驚きの連続となりました。ここまできたら最後の最後まで付き合います。個人的にはまたアクアリウム漫画が読みたいですね。期待して待ちたいと思います。

【漫画感想】「放課後!ダンジョン高校」 11巻(完結) / 感想雑貨店フヒねむ

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